クレムリンのダイヤモンド庫

クレムリントロイツカヤ塔入口

クレムリンは地図上では赤の広場のすぐ隣なので簡単に着くことができた。アレクサンドロフスキー庭園のちょうど真ん中にあるクタフィヤ塔でチケットを買って、トロイツカヤ塔の入口から中に入ってみることにした。

 

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クレムリン入口

 

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クタフィヤ塔のチケット売り場

 

チケット売り場は英語も通じたのでチケットは簡単に買うことができた。なんだけど、よく見たらくれたパンフレットがロシア語だった。後々、他の展示の受付の人が「英語のパンフレット持ってないの?英語版もあるよ」って親切にくれました。

 

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クレムリン入場チケット

 

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セキュリティチェック

 

クレムリン内には大統領府や政府関係の施設があるため、セキリティチェックと荷物検査があった。それを済ませで橋を登り塔の下まで進む。

 

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クレムリントロイツカヤ塔入口

 

さて、ガイドブックを見る限りクレムリンの見所は大きく分けて三つ、ダイヤモンド庫と武器庫と聖堂広場。その中でもダイヤモンド庫と武器庫は入場時間に制限がある、なら先にとダイヤモンド庫を回ってみることにした。

 

ガイドブックには「世界一大きなダイヤモンド『オルロフ』は必見。とはいえ入場料が高すぎるため、観光客の大半は見学せずに素通りしている。特にダイヤモンドに興味がなければ、ここを見学しなくても良いだろう」と書かれていて、必見なのかそうじゃないのかはっきりしろよと思った。僕は宝石に興味はないけど目の前のすぐ近くに世界一のものがあるというなら、せっかく来たんならちょっと見てみたいと思った。

 

ダイヤモンド庫なんて大層な名前とは似つかない建物の壁の一角から中に入り、チケット売り場でチケットを買って、写真撮影はできないのでカメラ・携帯電話をバックごと預けた。そんなに広くはない薄暗い室内空間で数名の黒服の警備員がいる中、何の説明もなくショーケースに展示されてライトアップされた金銀財宝・宝石の数々、だけど息を飲むほどの美しさとはこういうものなのかと実感した、少なくともそう言わざるを得ないくらいの強い印象があった。宝石なんて興味なかった僕が、この当時のメモに「宝石は自然と人間の総合芸術」とか意味のわからないことを書いてしまうほどの衝撃はあった。

 

残念なことに「世界最大のダイヤモンドオルロフ」は多分見たんだけど、解説もないしどれだか覚えていない。そんな中でも僕が気に入ったのは「ダイヤの粒を敷き詰めて作ったロシアの地図」いや〜これ欲しいな。僕なんかでもすごさがわかりやすくて思わず笑ってしまった。モスクワの位置にはルビーだろうか赤い宝石が使われててちょっと違っていた。

 

見終えて出口へ向かい、そこから今度は武器庫のチケット売り場へ行ってチケットを買った。ここでは身分証確認があって、パスポートを提示した。音声ガイドのレンタルもオススメされたんだけど、僕は音声ガイドって気が散るので好きじゃないから断った。ここも写真撮影は禁止なので、カメラ類はカバンに入れて預けた。武器庫はロシアの歴史的に貴重な品々を展示されていて、むちゃくちゃ広く見所もたくさんあるんだけど歴史に詳しくないこともあり、ダイヤモンド庫で満足してしまってたので、さらーっと見て出てきてしまった。まぁ、ツアーの団体客も沢山来ていて騒がしく、落ち着いて見てられないし、なんか疲れるのが嫌だったというのもあった。

 

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大クレムリン宮殿

 

聖堂広場まで歩いて行きウスペンスキー大聖堂、ブラゴヴェシチェンスキー聖堂、アルハンゲルスキー聖堂、イワン大帝の鐘楼、リサパラジェーニャ教会を見て回った。

 

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ウスペンスキー大聖堂

 

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ブラゴヴェシチェンスキー聖堂

 

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アルハンゲルスキー聖堂

 

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イワン大帝の鐘楼

 

内部の写真撮影がダメな場所もあってほとんど外観しか撮っていなかった。どの聖堂もそうだけれども、イコノスタシスは見事だった。ただ、僕はリサパラジェーニャ教会の木彫りの像の展示の方に面白さを感じた。

 

昼飯もろくに食わずに夢中になって歩き回ったせいか、入口の橋に戻った頃には少しばててしまった。適当な場所に腰かけて、このあとどうしようか考えた。

 

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クレムリン入口

 

「もうすぐ夕方か」んじゃ夕日でも見に行こうかね。

 

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メトロビブリオチェーカ

 

クレムリンの前のビブリオチェーカからメトロに乗って、この場を離れることにした。

 

つづく

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