2016年4月15日 / 最終更新日時 : 2016年5月28日 nino 旅日記 新しいシベリアと呼ばれる街ノヴォシビルスク 早朝、気がついたら列車はタイガに停車していた。外気温は10度、寒い。上着を羽織って車両を降りようとしたら、発車間近だったのか連結車両にいた駅員に席に戻れと言われてしまった。だけど僕は席に戻るふりをして隣の連結車両の扉の前 […]
2016年4月13日 / 最終更新日時 : 2016年5月28日 nino 旅日記 シベリア鉄道中部クラスノヤルスク 車両連結部で外の景色を見ていると、エカテリンブルクまで行くアレックスがタバコを吸いに来た。連結部なら吸って良いと思ってるのか知らないけど、車両内禁煙なんだけどな。 席に戻るとアレ […]
2016年4月10日 / 最終更新日時 : 2017年7月23日 nino 旅日記 夏の風を突き抜けて、再び走り出したシベリア鉄道 朝8時のこと。また一人旅に戻った。もうここには「タカター♪」ディマもアー「タッカッアタ♩」ニャもユリアもいない、ナターシャさんと朝「タカタタッタッタ♫」ごはんを食べることもなけれ「タカタタッタッタ♬」ば、ウラジーミルさん […]
2016年4月10日 / 最終更新日時 : 2016年5月28日 nino 旅日記 ロシアの家族と過ごした日々は 家に帰るとオーブンの調子が悪いらしくウラジーミルさんが修理をしていた。ディマはネットで車の交換用のパーツを調べている。僕はナターシャさんとユリアがブテルブロートというサンドイッチみたいな料理を作ってくれたのでそれをいただ […]
2016年3月27日 / 最終更新日時 : 2017年7月23日 nino 旅日記 バイカル湖の後は 「広すぎて海みたいだ」バイカル湖西岸の港と鉱山の町スリュジャンカを抜けて走るシベリア鉄道。トンネルを抜けて見えた景色に僕はそうつぶやいた。 スリュジャンカを後にして走る列車はバイカル湖半の西側 […]
2016年3月26日 / 最終更新日時 : 2016年5月26日 nino 旅日記 戻り始めた時間の中で ミハイルたちが降りて車内は急に静かになってしまった。列車に乗り続けてもうすぐ3日目を迎える。今夜は少し冷えそうだから、サモワールで温かいお茶を作って、車両と車両の間の通路に立って飲んでいた。 […]
2016年3月25日 / 最終更新日時 : 2016年5月26日 nino 旅日記 スプートニクスよ永遠に ミハイルたちは自分たちの首を指で弾く仕草でニヤニヤと笑いながらこっちを見てきた。「何だそれ、意味わかんね」と少しイライラしていると。髭面の男は「ああ、これはね」と日本語で話し出した。 「一緒に […]
2016年3月24日 / 最終更新日時 : 2016年5月26日 nino 旅日記 スプートニクとの遭遇 朝起きると毛布がかけられていた。どうやら早朝にチナさんが毛布をかけてくれていたみたいで、お礼を言った。昨夜の雨のせいか窓の外は霧がかっていた、現在の気温は23度。少し寒さを感じた。 暖かいイン […]
2016年3月23日 / 最終更新日時 : 2016年5月26日 nino 旅日記 ベロゴルスクI停車、夜の霧の中へ 列車はずっと草原を走っていた。まだまだモスクワまで8,000km以上、イルクーツクも3,000km以上はある。焦ったところでどうなる訳でもない。先は長い、気楽に行こう。 僕はガイ […]
2016年3月23日 / 最終更新日時 : 2016年5月26日 nino 旅日記 アムール川を越えて 僕の乗った電車は、一夜明けてどこかの駅に停車した。昨夜に雨が降ったのだろうか、地面は少し濡れていた。ここはどこで、今は何時なのだろう。ホームに降りてあたりを見回してみたが、よくわからなかった。肌寒かったので、列車に戻りシ […]