2016年3月25日 / 最終更新日時 : 2016年5月26日 nino 旅日記 スプートニクスよ永遠に ミハイルたちは自分たちの首を指で弾く仕草でニヤニヤと笑いながらこっちを見てきた。「何だそれ、意味わかんね」と少しイライラしていると。髭面の男は「ああ、これはね」と日本語で話し出した。 「一緒に […]
2016年3月24日 / 最終更新日時 : 2016年5月26日 nino 旅日記 スプートニクとの遭遇 朝起きると毛布がかけられていた。どうやら早朝にチナさんが毛布をかけてくれていたみたいで、お礼を言った。昨夜の雨のせいか窓の外は霧がかっていた、現在の気温は23度。少し寒さを感じた。 暖かいイン […]
2016年3月23日 / 最終更新日時 : 2016年5月26日 nino 旅日記 ベロゴルスクI停車、夜の霧の中へ 列車はずっと草原を走っていた。まだまだモスクワまで8,000km以上、イルクーツクも3,000km以上はある。焦ったところでどうなる訳でもない。先は長い、気楽に行こう。 僕はガイ […]
2016年3月23日 / 最終更新日時 : 2016年5月26日 nino 旅日記 アムール川を越えて 僕の乗った電車は、一夜明けてどこかの駅に停車した。昨夜に雨が降ったのだろうか、地面は少し濡れていた。ここはどこで、今は何時なのだろう。ホームに降りてあたりを見回してみたが、よくわからなかった。肌寒かったので、列車に戻りシ […]
2016年3月20日 / 最終更新日時 : 2016年5月26日 nino 旅日記 3等寝台プラツカールトヌイ 「窓が全部開かないところもあるのか。じゃあ、ここは当たりなのかな?風が涼しいですね、チナさん」チナさんは頷くと本の続きをまた読み始めた。 「あなた日本人?」「はい。え〜っとあなたは?」「私はキ […]
2016年3月19日 / 最終更新日時 : 2016年6月1日 nino 旅日記 シベリア鉄道ロシア横断 宿の前のバス停から市バスで駅まで行こうとしたら、降りる場所を間違えてしまい駅を通り過ぎてしまった。次のバス停で降りて歩いて駅まで戻った。駅前に着いたのは16時。12時の列車にはまだ余裕がある。駅前の売店で缶ジュースを買い […]
2016年3月18日 / 最終更新日時 : 2016年5月26日 nino 旅日記 鷲の巣展望台 ウラジオストクでは日本のトラックや古い車を良く見かける。驚いたことに右ハンドルで右側通行だった。おそらく中古車が日本からウラジオストクに流れてきているのだろう。車を停めて通行人と話しているドライバーは本当にいい笑顔だった […]
2016年3月16日 / 最終更新日時 : 2016年5月25日 nino 旅日記 突然の再会とシベリア鉄道のチケット 午前中にディマたちがイルクーツクへ出発する時間を確認して、シベリア鉄道のチケットを買いにウラジオストクヴァグザールまで向かった。坂道を降りていく途中、浦潮本願寺跡の石碑を見かけた。昔、この街がまだ浦潮市と呼ばれていた頃の […]
2016年3月16日 / 最終更新日時 : 2016年5月25日 nino 旅日記 ロシアの家族と出会った日 宿に戻る途中の公園で見かけた人は、一体何をしていたのかよくわからなかった。怪我をしないといいんだけど、歩きにくそうだな。 宿に着くと、ちょうどヒョンヒムとドンワン(ホン兄弟)が買い物に出かける […]
2016年3月16日 / 最終更新日時 : 2016年5月25日 nino 旅日記 アドミラーラ・フォーキナー通りの噴水は涼しく 遊園地を出てパタレーイナヤ通りを抜けて、ウラジオストク要塞博物館で、この街の要塞としての歴史を学んできた。重厚感のある展示だったけど、屋外の戦車は乗って遊べるようになっていて以外と気楽、男の子たちがはしゃいでいたり、お父 […]