鷲の巣展望台
ウラジオストクでは日本のトラックや古い車を良く見かける。驚いたことに右ハンドルで右側通行だった。おそらく中古車が日本からウラジオストクに流れてきているのだろう。車を停めて通行人と話しているドライバーは本当にいい笑顔だった、ここはのんびりとした街だ。
鷲の巣展望台に行く途中のケーブルカーは休みだったので、仕方なく坂を自力で登っていった。
展望台はとても見晴らしが良くて、この場所から見えるウラジオストクの街はとても綺麗だった。見ることはできなかったけど、きっと夜景も素敵なんだろう。
展望台から景色を眺めて階段を下って来た道を戻った。すぐ側の公園では、絵を描いている人たちがいた。
ニコライII世凱旋門を抜けた先のアンドレイ教会に寄ってみたら、14時から開いているはずなのに開いてなかったので近くにいた人に尋ねたら、親切に電話までしてくれて事情を聞いてくれた。昼休憩を長めに取ってただけだった。しかも教会は小さかったので、すぐに見終わってしまった。
お腹も空いたので中央広場に向かって歩き、気になっていたコーヒークラブという店でお昼を食べることにした。
コーヒークラブは何となくいい雰囲気そうだ。
と思ったら入口の看板にスターバックスコーヒーのマークがあり、ウラジオストクまで来てスタバかよと少し残念になって入るのをやめてしまった。仕方ない、気になっていたもう一つのお店に行くことにした。
この店は10時から23時までやってる、そんなに食べに来る人がいるんだろうか。入ってみると、可愛い店員のお姉さんが「いらっしゃいませ〜」と明るく迎えてくれた。雑な看板とは裏腹に、意外にもWASABIの店内は綺麗な音楽がかかり、清潔感溢れるカフェみたいだったので、ここは寿司カフェだったんじゃないだろうか。
値段の割に小さいから量は少なく感じたけれど特に変な味はしなかった「あっ、食べれる。うまいうまい。緑茶懐かしい、染みるわ」店を出るときに、試しに日本語で「ごちそうさま」と言ってみたが伝わらなかった。
オケアン大通りからバスに乗り、途中でスーパーに寄ってシベリア鉄道の中で食べる3泊4日分の食料を買い込んだ。宿に戻ってシャワーを浴び、荷物をまとめてチェックアウト。
つづく