カザン聖堂
今日はバスターミナルにも行ってみたかったので、宿で朝食を食べて先ずはカザン聖堂を目指してちゃっちゃと出かけた。ネフスキー大通りを歩いていると、アバターに出ていたあいつが柱の隙間に挟まっていて妙に気になった。何故そんなところに、そしてこっちを指さすな。
カザン聖堂はモスクワの赤の広場にあったカザン聖母聖堂と同じく、1612年のポーランド軍撃退以来ロシアの守護神となった、カザンの聖母のイコンを安置するために建てられた建物らしい。その入口の回廊あたりでは、派手な衣装の二人が観光客相手に記念撮影の営業をしていた。何かもめているようにも見えたが、女性の方はスマホをいじり男性の話は聞いていない様子だった。
平日だったせいか、この日のカザン聖堂は空いていた。でも、奥の主祭壇にある『カザン聖母』のイコンの前には礼拝の人たちで列ができていた。
カザン聖堂前の広場に出てくると、噴水近くのベンチに座っていた女性の頭に上に、突然鳩が乗っかっちゃって周りの人がビックリしていた。たまたまデジカメを持ったままだったので、その瞬間を上手く撮ることができた。
ネフスキー大通りの横断歩道で信号が変わるのを待っていると、グリボエードフ運河河岸通りの先に血の上の救世主教会が見えた。
ロシアは入るのが楽しみになる外観の建物が本当に多いな。
つづく