月下のチュメニ

またねスヴィエタさん

バラビンスクからオムスクまではすぐに着いて、オムスクヴァグザールはきれいな緑色をしていた。ここでウラジオストクを出るときに知り合ったチナさんは降りていった。いる訳がないとわかっていても少し辺りを見回してしまった。

 

オムスクヴァグザール

オムスクヴァグザール

 

オムスクヴァグザールのホーム

オムスクヴァグザールのホーム

 

何かの撮影だろうか?

何かの撮影だろうか?

 

ホームを少し散歩していると、何かの撮影をしているみたいで見ていたら発車案内が鳴り始めたので急いで列車に戻ったら、自分の席じゃない車両に乗ってしまった。車両を通り抜けて、自分の席に戻ると、また新しい人が乗ってきていた。スヴィエタさんはオムスクからイシムまで行くらしい。短い間だけど「よろしく」

 

りんごはスヴィエタさんがくれた

りんごはスヴィエタさんがくれた

 

ジナさん、クリスチーナ、スヴィエタさんと僕の四人で写真を撮ったり、折り紙をしたり、話したり、飯を食ったりしていると列車はナズィヴァエフスカヤに着いた。

 

ナズィヴァエフスカヤヴァグザール

ナズィヴァエフスカヤヴァグザール

 

ナズィヴァエフスカヤヴァグザールにあった機関車の展示

ナズィヴァエフスカヤヴァグザールにあった機関車の展示

 

イシムまで一緒だったスヴィエタさん

イシムまで一緒だったスヴィエタさん

 

ナズィヴァエフスカヤのホームの機関車の写真を撮って席に戻ると、スヴィエタさんとクリスチーナが突然プレゼントと言ってマグネットをくれて驚いた。ありがとう。嬉しかった。

 

スヴィエタさんとクリスチーナがくれたマグネット

スヴィエタさんとクリスチーナがくれたマグネット

 

右からジナさん・クリスチーナ・スヴィエタさん

右からジナさん・クリスチーナ・スヴィエタさん

 

イシムに着くともう夕方だった。ズヴィエタさんが降りていくのを見送った。夕日に包まれたホームはとても綺麗だったが、少し寂しさもあった。

 

夕方のイシムヴァグザール

夕方のイシムヴァグザール

 

またねスヴィエタさん

またねスヴィエタさん

 

席に戻るとスヴィエタさんの座ってた席には、今度はファンキーなおばさんが座っていた。ナタリーさんとはイシムからエカテリンブルクまで一緒だった。

 

ジャズが好きで何かと話好きのナタリーさんは、旅の指さし会話帳とガイドブックの巻末、スマホの翻訳機能を使っても全然会話が追いつかなかったけど楽しかった。日本のコインに興味があるみたいだったので、持っていた5円玉をプレゼントしたらすごく喜んでくれた。横でクリスチーナも興味がありそうな感じだったので、彼女にもあげた。そしたら代わりに「これは珍しい10ルーブルなの」と記念硬貨のようなものをくれた。嬉しかったけれど、何やらもらってばかりで悪いなぁと思った。

 

アレクサンダーが話したそうにこっちを見ていたので、お茶を持って行って一緒に飲みながら話をした。旅の指さし会話帳を貸してくれというので何かと思って渡してみると、ページをめくりながら単語を指差して「ツゥイ ナーシチラヴェーク(君は私たちの仲間)」と言ってくれた。「何を言ってんだか、嬉しい事言ってくれるじゃないか」

 

ジナさんが深夜にチュメニに着くから、列車を降りるときに荷物を下ろすのを手伝おうと思って、そのために少し仮眠を取ろうとしたら、ナタリーさんの日本についての質問が止まらず、ごめん少し寝かせてと思いながらもそれに答えていたらチュメニに着いてしまった。その頃にはクリスチーナもアレクサンダーも他の人たちもほとんど寝ていた。僕はナタリーさんとジナさんと一緒に窓から月を見ていた。僕らは「今夜は月が綺麗ですね」と言った。

 

チュメニに着いてジナさんの荷物を降ろし、ジナさんを迎えに来ていた友達に荷物を渡した。ジナさんと挨拶をして別れ席に戻るとナタリーさんは寝る準備をしていたので、おやすみと言って僕も少し寝る事にした。

 

今夜は月が明るい。ジナさんもナタリーさんも帰り道は歩きやすいだろう。

 

つづく

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