『女一匹シベリア鉄道の旅』ロシア旅おすすめの本【情報】

こんにちは。こちらはロシア旅おすすめの本の紹介記事です。『女一匹シベリア鉄道の旅』は著者の織田 博子(オダ ヒロコ)さんが、2010年の6月にモスクワから北京までシベリア鉄道に乗って旅された時の様子をマンガにされたものです。

 

シベリア鉄道への憧れだけでロシア行きのビザを取得したものの、ロシアについて知っていることといえば「ソ連という国だった」と「プーチン大統領がいる」ということくらい。ロシア入国前、不安でいっぱいになった私を心配して、友達が見せてくれたのは元格闘家のヒョードルの動画。ジャーマン・スープレックスを食らっても平然と立ち上がるヒョードルの姿を見てロシアは恐怖の国だと思い込んだ(話中でロシアに怯えまくってるのはそのせい)。

(織田 博子・『女一匹シベリア鉄道の旅』イースト・プレス ・2015年・あとがき)

 

『女一匹シベリア鉄道の旅』の紹介

ロシアの人って、あったかい。どこまでもつづく絶景を眺めながら乗客たちとウォッカで乾杯!9000キロの果てなき大地を駆け抜ける列車の旅。

(Amazon・内容「BOOK」データベースより)

 

感想

『女一匹シベリア鉄道の旅』は、「いつか陸路でユーラシア大陸を旅してみたいなあ」という夢を持っていた東京で働く普通のOLだった織田 博子さんが、25歳の時に夢を叶えるため会社を辞め「せっかくだから行きたいところに全部行っちゃおう!」と思い立って実行したユーラシア大陸1周半の旅。その中でも絶対に乗ってみたかったというシベリア鉄道での旅の様子をマンガにされたものです。

 

なお、この本の内容の一部はこちらで試し読みできますので、興味がある方はどうぞ。

 

女性ならでは視点と分かりやすい画、柔らかいタッチで描かれた優しく温かいロシアの人々。特に「食を旅するイラストレーター」と名乗られてるだけあって、美味しい食べ物のイラストが本当にたくさん出てきます。読んでいて「こんな食べ物もあったのかー」と少し悲しみにくれました。観光情報も盛り込まれているし、ロシアを知るのにとても役立つ素敵な本です。

 

「ロシア」や「ソ連」と聞くと「怖い」とか「冷たい」と言ったイメージがあって「シベリア鉄道」で「一人旅」をしたなんて言うと、未だに周りからは「大丈夫?」「危なくなかったの?」と聞かれます。ロシアは実際に行ってみると全然そんなこともなく、特徴的な建築物、洗練された文化・芸術、種類豊富な料理に広大な自然、観光地として日本ではあまり有名じゃないのが惜しいくらいに素晴らしく魅力的な国です。しかもウラジオストクなら日本から飛行機で最短90分と、ロシアって実際はすごく近い国なんですよね。

 

さてそんな中、ウラジオストクからモスクワに向かった僕とは反対ルートのモスクワから中国の北京までをシベリア鉄道に乗って、日本人の女性である織田 博子さんが一人で旅をされました。僕は男ですから、どうしても旅の中で女性じゃないと気づけない点というのがあります。なので、この本を読んで「あーロシアってそうですよね、わかるわかる!」と思うところもあれば「女の人はそーいうの見てたんだ、意外だなー?」と思うところもあって勉強になりました。女性や、ロシアやシベリア鉄道にちょっと興味がある人には絶対参考になると思います。食事一つ取っても、軍用食を食べて過ごす僕のブログが、ロシアのデザートに興味のあるお嬢さんの役に立つとは思えませんしね。

 

と言うかですね、僕は帰国後にこの本を知って買って読んだんですが、ロシアに行く前に読みたかったです。そうすれば、この本に描かれていたベリーのマロージュナ(ロシア風かき氷)も食べられた訳ですからね。織田さんの『ロシアのベリーは味が濃くておいしいー!』という言葉も、今となっては僕の頭の中で虚しく響くばかりです。次にロシアに行く機会があれば(冬でも売っていれば)必ず食べようと思います。

 

そうそう、織田さんはシルクロードや中央アジアも旅されてて、僕も以前この旅とは別で中国の西安に行ったことがあったから懐かしくなりました。あの時は夜中に中国の山の中という「なんだこの状況」でしたが。中央アジアの方もいつか行ってみたいですね、冒険のロマンがまだ残っているようなそんな気がします。「ニノ、今どこにいるの?」「僕は今、サマルガントにいる!」って一度は言ってみたいですね。そこら辺にいるおっさんでも「サマルガントへ行け」なんて言われたら「一体何があるんだその地には?このおっさんは何者なんだ!」って「サマルガント」カッコイイ名前ですよね。まぁ、名前の響き以外あまりよく知らないんですけどね。

 

著者の紹介

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