ポチッとな!エルミタージュ美術館の入場は列を待たずに

エルミタージュ美術館(冬宮)

宿で朝ごはんを食べていると少し雨が降ってきた。今日はエルミタージュ美術館を観に行く。噂では1日では回りきれないくらい広いので見る時間が足りないらしい。その上、入場チケットを買うのにも並ぶらしい。まぁ今日行けなかったら行けなかったで他の場所を見て回って、また明日行けば良い。

 

フォンタンカ川の遊覧船

フォンタンカ川の遊覧船

 

外に出てみると雨は止んでいて、何だか今日は運が良さそうな気がした。湿り気を含んだ風が建物の間を抜けていくと、雲はどんどんと流れていって晴れ間が見えてきた、もう雨は降らなそうだ。水滴を日に照らされた街灯の花は、余計に色鮮やかに見えた。

 

雨上がりのネフスキー大通り

雨上がりのネフスキー大通り

 

花は今日も鮮やか

花は今日も鮮やか

 

通りを歩いて行くと、昨日ストリートミュージシャンを見かけたオストロフスキー広場にさしかかったが姿はなかった。今日も夕方は演奏するのだろうか。

 

オストロフスキー広場

オストロフスキー広場

 

ネフスキー大通り沿いを進んでいると建物の間に水色の綺麗な教会が見えて、何か綺麗だったから試しに中に入ってみると、工事中なのか中は若干ハラハラするような感じだった。

 

教会

教会

 

教会内部

教会内部

 

通り沿いの他の教会の前ではサンクトペテルブルグの絵も売られていた。その中には昨日の夜見れなかった宮殿橋が上がっている絵画や紅葉の季節や、雪化粧をまとった教会のものも並んでいた。

 

売られていた絵画

売られていた絵画

 

あまりお腹は空いていなかったけれど、エルミタージュ美術館でお腹が空いてしまっても困るので、宮殿広場の近くに止まっていたパン屋の車でオレンジジュースとパンだけ買って、少し早い昼ご飯を済ませておいた。

 

パン屋の車

パン屋の車

 

パンとオレンジジュース

パンとオレンジジュース

 

宮殿広場を突っ切ってエルミタージュ美術館に着いた。改めて見ると、この建物それ自体もとても爽やかな色をしていて感心してしまった。

 

エルミタージュ美術館(冬宮)

エルミタージュ美術館(冬宮)

 

サンクトペテルブルグでは紫陽花の季節ですかね

サンクトペテルブルグでは紫陽花の季節ですかね

 

早速中に入ってみると中庭のような場所に出て、チケット窓口を探してさらに進むと、窓口でチケットを買うために並んでいる人たちの列を見つけた。

 

エルミタージュ美術館入口中庭

エルミタージュ美術館入口中庭

 

窓口でチケットを買うために並んでいる人たちの列

窓口でチケットを買うために並んでいる人たちの列

 

「これに並んで待たなきゃいけないのかよ」そう思ってすぐ隣にあった看板を見ると、チケットを持っている人用の通路があった。

 

入場チケットを持っている人用の通路

入場チケットを持っている人用の通路

 

「チケットを持っている人用の入口?チケットがあればこっちを通れるのか?」

 

入場チケットの自動券売機

入場チケットの自動券売機

 

すぐに入口まで戻り、入ってすぐのところにあった機械をよく見てみた「これ、入場チケットの自動券売機だよな?じゃあこれで買って通ればいいってこと?」「え?じゃあ何であの人たち並んでるの?」でも、ものは試し。

 

入場チケットとカメラ持込料で600ルーブル

入場チケットとカメラ持込料で600ルーブル

 

ロシア語と英語の案内があるので、英語を選択して選択ボタンをタッチして押していくと支払い画面になった。「お札はお札は〜あっキャッシュ、ここね」表示された金額を入れると画面が変わり、チケットの発券が始まった。

 

お札はここに入れる

お札はここに入れる

 

発券中しばらくお待ちください

発券中しばらくお待ちください

 

入場チケットとカメラ持込チケット

入場チケットとカメラ持込チケット

 

5分もかからず、あっさりと入場チケットを買うことができた。さっきの列に戻り、チケットを持っている人用の入口から「チケットあるし、通っていいんだよな?」と不思議に思いながら歩いて行くと、別に何の問題もなく館内に入ることができた。

 

館内に入る途中、チケット窓口前の行列をさらっと抜けてあまりにもスムーズに入れてしまったため、自分が何か間違えてるんじゃないかと不安になり、側にいた係員に「これで入れますか?」って改めて聞いてしまったくらいだ。でも「大丈夫」だってさ。

 

チケット窓口前から外まで続く大行列

チケット窓口前から外まで続く大行列

 

彼らも自分の国で何らかの自動券売機を使ったことあるはずなんだから、ここでも同じように使えばいいのに。そうすれば受付の人も楽だし無駄に並んで待つ必要もないと思うのだが、まぁいいや。

 

「それじゃ、お先に失礼!」

 

つづく

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